今日は特に予定もなかったので、昼過ぎに近所をぶらっと散歩してみました。天気は晴れ。6月にしては湿気も少なく、風も涼しくてちょうどいい感じ。日差しが強すぎないだけで、なんとなく気分が良くなりますね。
住宅街を抜けて、小さな公園を通ったとき、ベンチの近くにいた柴犬がじーっとこっちを見てきました。こっちに気づいたというよりは、「お、散歩仲間が来たぞ」みたいな、妙に落ち着いた目つき。飼い主さんもにこやかな方で、「よかったら撫でてあげてください」と声をかけてくれました。
犬は名前を「ももちゃん」と言って、11歳の女の子。人懐っこくて、頭を撫でるとちょっと目を細める仕草がなんとも可愛かったです。しばらくなでなでしていたら、ももちゃんがぺたんと座ってしまって、「あ、これはしばらく動かないな」と勝手に解釈。飼い主さんも「今日は機嫌がいいみたいです」と笑っておられました。
そういえば最近、こうやって動物と触れ合う機会が少なかったなぁと、改めて実感しました。日常に追われていると、ただの散歩すらも「時間のムダ」みたいに感じてしまうことがありますが、こういう一瞬のゆるやかな時間が、意外と心を整えてくれるのかもしれません。
帰り道、少し寄り道してスーパーでアイスを買って帰宅。ソファに座ってアイスを食べながら、なんてことのない今日の出来事を思い返し、「今日は良い日だったな」とちょっと満足してしまいました。