• 今日はなんでもない日だけど、ちょっとほっこりした話

    今日は特に予定もなかったので、昼過ぎに近所をぶらっと散歩してみました。天気は晴れ。6月にしては湿気も少なく、風も涼しくてちょうどいい感じ。日差しが強すぎないだけで、なんとなく気分が良くなりますね。

    住宅街を抜けて、小さな公園を通ったとき、ベンチの近くにいた柴犬がじーっとこっちを見てきました。こっちに気づいたというよりは、「お、散歩仲間が来たぞ」みたいな、妙に落ち着いた目つき。飼い主さんもにこやかな方で、「よかったら撫でてあげてください」と声をかけてくれました。

    犬は名前を「ももちゃん」と言って、11歳の女の子。人懐っこくて、頭を撫でるとちょっと目を細める仕草がなんとも可愛かったです。しばらくなでなでしていたら、ももちゃんがぺたんと座ってしまって、「あ、これはしばらく動かないな」と勝手に解釈。飼い主さんも「今日は機嫌がいいみたいです」と笑っておられました。

    そういえば最近、こうやって動物と触れ合う機会が少なかったなぁと、改めて実感しました。日常に追われていると、ただの散歩すらも「時間のムダ」みたいに感じてしまうことがありますが、こういう一瞬のゆるやかな時間が、意外と心を整えてくれるのかもしれません。

    帰り道、少し寄り道してスーパーでアイスを買って帰宅。ソファに座ってアイスを食べながら、なんてことのない今日の出来事を思い返し、「今日は良い日だったな」とちょっと満足してしまいました。

  • コンビニのおにぎりで季節を感じた話

    お昼に何を食べようか迷って、近くのコンビニに立ち寄った。特に決めていなかったけど、おにぎりの棚を見ていたら「枝豆と塩昆布」という新商品が目に入った。パッケージに「夏の味」と書かれていたのもあり、思わず手に取ってしまった。

    ベンチに座ってひと口食べた瞬間、「あ、夏がきたな」と思った。塩気のある昆布と、ぷちぷちの枝豆が意外に合っていて、冷たい麦茶が欲しくなった。コンビニ飯ひとつで、季節を感じられるって不思議だ。

    ふだんあまり「四季」を意識して暮らしていないけど、食べ物ってやっぱり季節感を連れてくるんだなと実感。来週は冷やし中華でも作ろうかな、とぼんやり思った。

  • 近所の公園で読書してみた日

    家にずっといるのもなんだか気が滅入る気がして、思い切って本を1冊持って近所の公園へ行ってみた。普段はあまりベンチに座って読書なんてしないけど、天気も良かったし、気分転換も兼ねての外読書。

    木漏れ日がちょうどよくて、風が少し吹くたびにページがめくれそうになるのがまた良い。途中で子どもたちが走り回る声がしてきて、少しうるさいかなとも思ったけど、不思議とそれもBGMのように心地よかった。

    1時間ほど読み進めてから、コーヒーを買って一息。特別な時間じゃないけど、心が落ち着いた気がした。読書は家でもできるけど、外でやるとまた違った楽しさがあるんだなと再発見。

  • コーヒー豆を挽いてみた朝

    休日の朝、ふと「ちゃんと豆からコーヒー淹れてみようかな」と思い立ち、棚の奥から手動のミルを取り出した。正直、電動のほうが楽だけど、あえて手動でゴリゴリと豆を挽いてみた。

    最初は「時間かかるな…」と思っていたけど、途中からその音とリズムが心地よくなってきた。挽きたての香りもいい感じ。お湯を注いだ瞬間、ふわっと香ばしい香りが広がって、なんだか得した気分に。

    普段はインスタントばかりだけど、ちょっとだけ丁寧に過ごす朝も悪くないなと感じた。たぶん明日からはまた手軽なコーヒーに戻るけど、たまにこういう時間を持つのはいいものだと思う。

  • 靴擦れに悩まされた1日

    今日は朝から天気も良く、気分も良かったので、ちょっと気合を入れてお気に入りの靴を履いて出かけた。外見は完璧なその靴。でも履き心地は、正直「まあまあ」だった。

    昼過ぎくらいから、右足のかかとに違和感。案の定、靴擦れができていた。駅で一度靴を脱ぎ、踵の皮がむけているのを見た瞬間、心の中で「あー…」と叫んだ。

    ドラッグストアで絆創膏を買い、応急処置をしたけど、歩くたびに擦れて痛い。靴の中でそっと歩いても、あまり意味がない。家に帰るころには、もうびっこを引いていた。

    痛みに負けて、帰り道にスニーカーを買ってしまった。結果的に出費は増えたけど、履き替えた瞬間の解放感はすごかった。オシャレは我慢、とは言うけど、無理しすぎるのも考えものだなと反省。

  • エレベーターで出会った謎の少年のひとこと

    仕事帰りに最寄り駅からマンションまで歩き、エントランスでエレベーターを待っていたときのこと。ちょうど同じタイミングで小学生くらいの男の子がやってきて、無言のまま一緒に乗ることに。

    私が先に乗って「◯階お願いします」と言うと、その子は何も言わずに自分の階を押し、なぜかじーっとこちらを見てくる。目が合ったので軽く会釈すると、すぐに視線をそらしたけれど、なんともいえない不思議な空気が流れていた。

    そして私が降りる階に近づいたタイミングで、彼がぽつりと「変なカバン」と一言。え?と思って振り返ると、すぐに「でもなんか、好き」と続けて、さっと降りていってしまった。あまりに唐突で、しばらくエレベーター内で笑いをこらえるのが大変だった。

    確かに今日のカバンはちょっとくたびれたトートバッグ。革でもないし、ブランド物でもない。色味も微妙で、自分でも「そろそろ新しいの買おうかな」と思っていたところだった。でも、知らない子どもにそんなことを言われて、なんだか妙に嬉しくなってしまった。

    家に帰ってそのカバンをじっと見てみたら、なんだかまだもう少し使いたい気分になっていた。子どもの言葉って、時に予想もしない角度から刺さるし、妙に励まされるものですね。

    ただの帰宅途中の出来事だったけど、小さなやり取りでちょっと心が軽くなる。そんな日もあるんだなと、思えた夜でした。

  • 朝のパン屋さんでの小さな出会い

    今朝は少し早く目が覚めたので、近所のパン屋さんに寄ってから出勤することに。普段はコンビニのパンで済ませてしまうけど、たまには焼きたてのパンが食べたいなと思って、開店直後のパン屋さんへ。

    店内に入ると、香ばしい匂いがふわっと広がっていて、それだけでもちょっとテンションが上がる。棚には焼きたてのクロワッサンやカレーパン、チーズフランスなんかが並んでいて、どれにしようか迷ってしまった。

    そこに、私の少し前を歩いていた年配の男性が「このバゲット、硬いけど噛みしめるとすごく味があるんですよ」と、店員さんと話しているのが聞こえてきた。特に私に話しかけたわけではないけど、なぜかその言葉が頭に残って、気がついたら自分もバゲットをトレーに乗せていた。

    家に持ち帰って食べてみると、確かにかなりしっかりした歯ごたえ。でも噛んでいるうちに小麦の味がじわっと口に広がって、何とも言えない満足感があった。バターも何もつけずにそのまま食べたけど、それでもおいしい。

    思えば最近は「手軽さ」や「時短」ばかりを優先していた気がするけれど、たまには時間をかけて味わう朝もいいものだなと実感。いつもより少しだけ早く起きるだけで、こういう余白のある時間が作れるんだなと思うと、ちょっと得した気分になる。

    そしてなにより、知らない誰かの何気ないひとことが、こんなふうに自分の朝の楽しみを広げてくれることがあるんだと感じた出来事でした。

  • 休日のベランダ掃除で思いがけない発見

    今日は特に予定のない休日。朝からのんびり過ごしていたけど、ふとベランダの隅が気になって掃除することに。平日はあまり気にしていなかったけど、砂埃や落ち葉が結構たまっていて、「あぁ…見ないふりしてたなぁ」と反省しながらホウキで掃き掃除スタート。

    すると、プランターの下から何かが動いた!びっくりしてよく見ると、小さなヤモリがひょこっと顔を出してこっちを見ている。「あ、君こんなとこにいたんか」と思わず話しかけてしまった。普段あまり動物に触れることがないので、こういう出会いがなんだか新鮮で、少しうれしい。

    掃除の途中で一息入れてコーヒーを飲んでいると、風が気持ちよくてそのままベランダでぼーっとしてしまった。下の通りでは近所の子どもたちがキャッキャと遊ぶ声が聞こえるし、洗濯物が風に揺れているのを見ているだけでも、なんだか「平和ってこういうことかな」と思ったりする。

    ベランダって意外とリラックスできるスペースなんだなと改めて実感。普段はただ洗濯物を干すだけの場所だけど、ちょっと手入れをしてみるだけで、自分の小さな秘密基地みたいに思えてくる。これからは週に1回はベランダ掃除をして、コーヒータイムを楽しもうかな。

    そんな何気ない一日だったけど、なんとなく満足感があった休日の午前中でした。